Claude CodeでOpus 5.5が既定に。単価差・auto mode・Modsの確認点

· 月曜 Claude Code 週次 #claudecode#opus#sonnet#automode#anthropic

この記事の要点

Claude Code v2.1.278〜289の11リリースを整理。Opus 5.5とSonnet 5.5の単価差、auto modeの既定化、見張り役Modsの有効化と注意点をまとめます。

Claude Codeのリリースノート v2.1.278〜v2.1.289(11本。v2.1.279は欠番)を、動画を見ていない人にも伝わるように整理した記事です。 今週の中心は3点です。既定のOpusがOpus 5.5に替わったこと、権限モードを決めていない起動がauto modeで始まるようになったこと、横で見張るエージェントを足せるClaude Modsが入ったことです。 お金の面では、今週の11リリースに値上げの記載は見当たらず、新モデルの単価が載っただけでした。

https://youtu.be/yHZ3naxR01A

今週の地図: 手を動かすのは4本

11本のうち、実際に試す価値があるのは4本です。注意が要るのが4本、残り3本は眺めるだけで足ります。

試す4本は次のとおりです。

Opus 5.5とSonnet 5.5の使い分け

リリースノートに載った単価は次の2つです。いずれも100万トークンあたり、API課金の値です。

入力も出力も、OpusはSonnetのちょうど2倍です。キャッシュ読み出しだけは同じ値段です。

1回の作業でいくら違うかは、番組が置いた概算で見ます。前提は「1回 = 入力20万・出力2万トークン」で、公式の数値ではありません。この前提だとOpus 5.5は $1.20、Sonnet 5.5は $0.60です。入力のうち15万がキャッシュ読み出しなら、Opusは $0.63、Sonnetは $0.33まで下がります。キャッシュ読み出しの単価が同じため、キャッシュが効くほど両者の差額は縮みます。

気をつける点が2つあります。

  1. ProとTeam Standardの既定モデルが、SonnetからOpusに変わりました(v2.1.280)。定額プランの利用枠への影響はリリースノートに記載がなく、現状の公開情報からは確認できません。要追跡です。
  2. /effort がモデル別になる前に保存した強さは、Opus 5.5などの新しいモデルには効きません。新モデルは既定の強さで始まるので、/effort で1回選び直します。

見直しの手順は3つです。「3手順で5分」は番組の目安で、公式の値ではありません。

/model                 # Opus 5.5 か Sonnet 5.5 を選ぶ
/effort                # 強さを選び直す
/doctor prompt-audit   # CLAUDE.md・スキルなどを点検

点検コマンドの対象はCLAUDE.md、スキル、エージェント、コマンドです。v2.1.283から、古いパスや古いコマンド、互いに矛盾する指示ファイルが報告の先頭に出ます。公式に載っている思考のキーワードは、消されずに残ります。

auto modeが既定に。任せる範囲の決め方

v2.1.284から、権限モードを決めていない起動はauto modeで始まります。対象は端末とVS Codeの対話セッションで、全プラン・全接続先です。設定ファイルに既定のモードを書いていれば、そちらが優先されます。

{"permissions": {"defaultMode": "default"}}

auto modeは、判定役のモデルが操作を審査して、通すか止めるかを決める方式です。判定役がどこで動くかで、お金の扱いが変わります。

自分がどちらかは、/status の「Auto mode server」の行で確かめられます。

安全側の変更もあります。rm -rf "$(pwd)" のような操作は、auto modeでも確認が出ます(v2.1.281)。

チームで設定ファイルを共有している場合の判断は、次の2つに絞れます。

  1. 共有の settings.json に既定のモードを書くか。書かなければ、起動時からauto modeになります
  2. 本番に触る操作があるか。あるなら、確認を挟むモードを明記する。これは番組の提案です。ない場合は /insights で、auto modeで減らせた確認の数を見積もってから決めます

Claude ModsとYou should know

v2.1.287でClaude Modsが入りました。プラグインが、深い挙動まで変えられる仕組みです。内蔵の1本として入ったのが「You should know」で、横で見張るエージェントが、利用者やClaudeの見落としを指摘します。有効化はコマンド1行です。

/plugin enable cc-plugin-you-should-know@builtin

使える条件は、Anthropic直結の接続で、テレメトリがオンのときです。見張り役のトークン消費やプランごとの差は、記載がなく要追跡です。v2.1.288からは、誰の判断だったかを「私たち」「本体」「あなた」で書き分けて表示します。

入れる前に確認したいのは、バージョンです。v2.1.288までは次の3件の不具合がありました。

3件ともv2.1.289で修正されています。claude --version で2.1.289以上かを確かめてから有効化します。

気づきツアー: 名前だけ覚える軽い話

日常で触りそうなのは次の2件です。

設定ファイルを共有している人は、次の3件に注意してください。

4つのモデルの比較と予想

Claude Codeで選べるOpus 5.5、Sonnet 5.5、Opus 4.7・4.8、Fableを並べると、単価が載っているのは5.5世代の2モデルだけです。文脈の長さは4つとも1Mで、差が出るのは単価と、既定になる場面です。Fableには週ごとの上限があり、/usage で確かめられます。

予想も1つあります。Claude Codeは、利用者が任せる範囲を広げる方向に進んでいます。auto modeの既定化、判定役のサーバー化、見張り役のModsが、同じ11本に並んだからです。外れる条件は、次の3リリースでauto modeとModsの追加(Added)・変更(Changed)の行がゼロだった場合です。そのときは、続報の動画ではっきり訂正します。

出典

すべて公式リリースノートです。

詳細は動画で

動画では、auto modeの判断フローを1枚のスライドにまとめ、気づき8件も全件載せています。 https://youtu.be/yHZ3naxR01A Claude Codeの週次の変更を追いたい方は、このチャンネルをフォローして次の更新を待ってください。