# Claude CodeがAGENTS.mdに対応、CLAUDE.mdがあると読まれない条件を整理

- 公開日: 2026-09-28
- URL: https://ainewsdaily-site.pages.dev/posts/20260928-claude_code-t1/
- 動画: https://www.youtube.com/watch?v=WVu5aEWmPh4
- シリーズ: claude_code
- タグ: claudecode, agentsmd, ai, devtools

> Claude Code v2.1.269〜277の変更点を整理。AGENTS.mdが読まれる条件、放置運用が止まる原因の修正5件、効かなくなった設定4つを解説する。


Claude Codeに2026年9月、AGENTS.mdを読み込む機能が入りました。ただし条件付きで、CLAUDE.mdを置いているプロジェクトでは既定で読まれません。v2.1.269からv2.1.277までの5リリースの公式リリースノートをもとに、変更点を整理します。

https://youtu.be/WVu5aEWmPh4

## AGENTS.mdが読まれるのは、CLAUDE.mdが無いときだけ

AGENTS.mdは、Codexなど他のAIコーディングエージェントとも共有できる指示ファイルです。v2.1.277で、Claude Codeもこのファイルを読み込むようになりました。

ただし読み込まれるのは、CLAUDE.mdが存在しないプロジェクトに限られます。CLAUDE.mdがあるプロジェクトでは、既定ではそちらが優先され、AGENTS.mdの指示は届きません。他のツール向けにAGENTS.mdだけを運用していたチームが、あとからCLAUDE.mdを1枚追加すると、その時点でAGENTS.mdの指示が効かなくなるという落とし穴があります。

読む方を切り替えたい場合は、/configのProject instructionsから設定を変更できます。両方のファイルがあるかを先にlsで確認し、必要なら中身を1枚に寄せる、という手順になります。

指示ファイル関連ではほかに2件の修正がありました。サブエージェントの定義に`omitClaudeMd: true`と書くと、そのサブエージェントにCLAUDE.mdを読み込ませずに済みます(v2.1.271)。ただし組織が配布する管理ポリシーのファイルは、この設定でも読み込まれます。また、`--worktree`で起動したセッションで、Git管理外に置いたスキルが読み込まれない不具合がv2.1.277で修正されました。

## 放置運用が止まる原因、5件が直った

/goalやワークフローなど、Claude Codeを長時間放置して動かす使い方に関する修正が、5リリースすべてに含まれていました。

1つ目は、/goalがAPIエラーや通信断で黙って停止していた問題です。v2.1.269から、時間を空けて再試行するか、理由を示して一時停止するようになりました。利用上限に当たった場合は、解除されるまで待ちます。

2つ目は、会話の圧縮後に再開すると/goalの指示そのものが消えていた問題で、v2.1.274で修正されました。

3つ目は動的ワークフローです。利用上限に当たった際にエージェントを打ち切るのではなく、一時停止して解除後に自動で再開するようになりました(v2.1.271)。

4つ目は、裏で動かしているバックグラウンドコマンドです。以前は軽いメモリ不足でも30分放置すると止められていましたが、v2.1.274からは本当にメモリが逼迫した場合だけ停止し、画面にも警告が出るようになりました。

5つ目は`claude -p`です。内部エラーが起きたときに結果を返さず固まっていた問題が直り、v2.1.277からはエラーを出して終了コード1で抜けるようになりました。launchdやcronなどのスケジューラから呼び出している場合、終了コードで失敗を検知できます。

なおProプランでは、動的ワークフローの既定サイズがsmallになり、mediumの目安も15体から10体に下がっています(v2.1.271)。

## 黙って効かなくなった設定、4つ

エラーを出さずに効果を失った設定が4つありました。

1つ目は`taskOutputMaxChars`です。裏で使われていたTaskOutputというツール自体がv2.1.277で削除されたため、この設定と環境変数`TASK_MAX_OUTPUT_LENGTH`はもう効きません。設定に残っていても何も起きないため、気づきにくい変更です。なお`bashOutputMaxChars`は今回の変更には含まれていません。

2つ目は、Monitorの締切なし(persistent)設定です。v2.1.271でこの設定が廃止され、対話セッションでは最長30分、`claude -p`では最長10分の締切が必ず付くようになりました。締切が来ると、張り直しを促す通知が届きます。

3つ目は、権限を絞って運用している場合に関わる変更です。`Bash(tee:*)`の許可ルールが、作業フォルダの外への書き込みを含まなくなりました(v2.1.269)。Edit()の拒否ルールも、teeの書き込み先に対して効くようになっています。

4つ目は`sandbox.excludedCommands`の判定です。以前は複合コマンドの一部が一致するだけでサンドボックスの外で実行されていましたが、v2.1.277からは、すべての部分が一致した場合だけ除外されるようになりました。

これらの設定を使っている場合は、`grep -rn`で`~/.claude`や`.claude`配下を確認し、今の挙動と合っているか見直す必要があります。

## 4つの放置運用手段を比べると

Claude Code内で長時間放置する手段には、/goal、動的ワークフロー、バックグラウンド実行、Monitorの4つがあります。2026年9月時点のリリースノートをもとに比較すると、利用上限に当たって待ってくれるのは/goalと動的ワークフローだけです。締切が付くのはMonitorのみで、最長30分(`-p`では10分)です。圧縮後の再開に強いのはバックグラウンド実行で、二重起動しなくなりました。プランによる違いとして記載があるのは、Proプランの動的ワークフロー既定サイズのみです。

今週の5リリースすべてに、/goal・動的ワークフロー・バックグラウンド処理のいずれかに関する修正が含まれていたことから、Claude Codeは無人で長く動かす用途に力を入れている、と見ることができます。次の3リリース連続でこの3つに関する修正が一つも無ければ、この見方は外れることになります。

なお今週の5リリースのリリースノートに、値上げや追加料金の記載はありません。プランに関わる記載は、Proプランの動的ワークフロー既定サイズの1件だけでした。

## 出典

- [v2.1.269](https://github.com/anthropics/claude-code/releases/tag/v2.1.269) — github.com
- [v2.1.271](https://github.com/anthropics/claude-code/releases/tag/v2.1.271) — github.com
- [v2.1.273](https://github.com/anthropics/claude-code/releases/tag/v2.1.273) — github.com
- [v2.1.274](https://github.com/anthropics/claude-code/releases/tag/v2.1.274) — github.com
- [v2.1.277](https://github.com/anthropics/claude-code/releases/tag/v2.1.277) — github.com

動画では、この記事で触れなかった気づきツアーや、日本語入力候補の修正なども取り上げています。続きが気になる方は本編もあわせてチェックしてください。

